無意識に人の言動の裏を探ってしまう。
嫌われているのではないか、騙されているのではないか。
望みもしない不安や疑念などに苛まれて空回りしたり、思いつめたり、考え込んだりして・・・
はぁ・・とても疲れる、何もする気が起きない。
あれこれ悩んだり考え込んだりせずに、もっと気軽な人生を歩みたい。
もっとシンプルになりたい、思い込みが激しい性格をなんとかしたい。
考えすぎて気持ち悪くなったことがある人はRTしてね
— ゆう@シナリオ制作 (@luckriver01) August 30, 2018
結論から言うと
感情を客観視することで、思い込みが激しい性格を変えることができます。
もっとわかりやすくいえば
感情や心を客観視 = 瞑想
になります。
「な〜んだ、瞑想か」
と思われるかもしれませんが
瞑想には計り知れない効果と可能性があることを多くの人は知らない。
かの有名な
- スティーブ・ジョブズ
- ビル・ゲイツ
- 松下幸之助
- イチロー
- ミランダ・カー
などジャンル問わない著名人が瞑想法を取り入れている
最近では、帝国企業Googleをはじめ
マッキンゼー
インテル
など、世界的に名の知れた企業も
マインドフルネスを取り入れているみたいで
脳科学的にも
- ストレス軽減
- 自律神経回復
- 集中力アップ
などの効果が実証されて
パフォーマンスの向上に効果があることを認められている。
実際、僕自身も思い込みがかなり激しい人間で日常生活が苦しかったこともあり
瞑想を取り入れて大きく成長することができた。
仕事や恋愛うんぬん以前に
軸となる自分の心や感情を上手に扱えるようになると
最高のパフォーマンスを発揮できるうえに、ストレスを軽減できる。
ということが社会に認められつつあるということを示唆しています。
といっても、瞑想って
何をどのような手順で始めればいいのか
正直わからないと思います。
僕がオススメの方法は「マインドフルネス」になります。
マインドフルネスは有名なので、すでにご存知の方も多いと思いますが
効率・効果的な手順や方法を、具体的に知っている人はあまりいません。
さらに、マインドフルネスを活用する前段階に
メタ認知療法の範疇にある、注意訓練ATTというトレーニングすると効果的。
注意訓練ATTはマインドフルネスを効果的に高めることができて
かつ、集中力も爆発的に向上することが期待できるからです。
しかも、ただ音を聞くだけの簡単なトレーニングです。
注意訓練ATT
マインドフルネス
を日常生活に落とし込むことで、激しい思い込みを減少させることができる。
不安からの解放されて心の余裕が生まれる。
日常生活が楽になり、選択肢が広がる。
本来の自分を取り戻し、生き生きとしたライフスタイルに変貌するでしょう。
心・感情にラベルを貼る
思い込みが激しいときって、冷静な判断はできないし
何よりマイナス・ネガティブ物事を取り入れている状態が多いから
とても苦しいことだと思います。
感情を客観視できれば意外と簡単にクリアできる。
理由としては、
- 冷静な判断ができない時
- 空回りしている時
- 感情的になる時
など、自己と感情が一体化している場合が多い。
自己と感情と一旦切り離して感情を観察できる状態を攻略できると
「無」「シンプル」をいつでも発動させられるようになります。
それにより、変に悩んだり、考え込んだりせずフラットになる。
仕事ではシンプルにタンタンと生産性をあげることができるし
プライベートではモチベーションが上がり、楽しいものを素直に楽しめる状態にもなれる。
自己と感情を一旦切り離す方法として、ラベリングが有効です。
そんな心・感情のラベリングの方法と手順を簡単にお伝えします。
心・感情のラベリング方法1:種類の特定
湧いてくる感情の種類を特定します。
まず、意識的に感情を分類します。
例えば
- 嫌な出来事を思い出している時は「妄想」
- 何か気がかりなことに囚われている時などは「雑念」
- かゆみを感じているときは「かゆみ」
- 将来に何かしらの不安を感じているときは「不安」
など、種類を特定します。
心・感情のラベリング方法2:観察する
種類を特定したら、心や感情を観察します。
ここで一体化の状態から客観的な状態に移します。
例えば
「私は不安」と一体化から「私は今、不安を感じている」
「私は怖い」と一体化から「私は今、恐怖に襲われている」
と距離をおいて観察する。
心・感情のラベリング方法3:具現化する
観察できたら、感情を具現化していきます。
感情を具現化することで、ラベルのイメージがより鮮明となり客観視しやすくなる。
- イラスト化してみる
- 特徴的な図形にしてみる
- 色で例えてみる
します。
またユニークな具現化方法として
- 音源にする
- 体の動きで表現する
- ストーリーにする
などもあります。
具現化することで、再度同じような雑念や刺激が現れたときに対処することが容易になります。
すると、感情を客観視するまでのスピードを早めることができます。
注意訓練ATT
注意訓練ATTをシンプルに伝えると
物事の捉え方の柔軟性を身につけて、主観的な思い込みから開放することを目的としている訓練です。
尚ここでは、ネガティブな思考を制御する対処としては用いないこと前提としてます。
超専門的に詳細を知りたい方はこちらをご参照ください。
ここでは心と感情のラベリングを上手にできるように
- 選択的注意
- 注意の切り替え
- 注意分割
と言う手順で見えないものを捉えていく訓練として注意訓練ATTを扱います。
以下の動画を再生すると、様々な音とが流れていきます。
普通に聴いていると雑音に聞こえるのですが
一つ一つ「音」を区別することで雑音の中身や実態を把握することができます。
6分間の動画になります。
※複数の音が流れます。音量を大きくしているかたは程よく調整してください。
どうでしたか?
何種類の音にラベルを貼ることができたでしょうか?
最初はラベルを貼れた数が少なくても
何度も繰り返していくと色々な音源にラベルを貼ることができるようになります。
このように、注意訓練ATTをツールとして活用すると
- 選択的注意=持続・1つ集中
- 注意の転換=視点・感覚の切り替え
- 注意の分割=複数の刺激に同時に集中する
といった感覚が磨かれていきます。
すると、心・感情を客観的に捉えるラベリングの質とスピードが向上することができます。
なので、思い込みに縛られた疲れる生活からシンプルな日常生活に変えることも容易になります。
マインドフルネス:「いま、この瞬間」を感じるを生き方
マインドフルネスとは、「いま、この瞬間を感じる生き方」のことを指していて
昨今マインドフルネス瞑想法は、医療や福祉、ビジネス界隈など広く取り入れられています。
もともとは古代インドの仏教の言葉「サティ(sati)」を英訳されたもので、
「心にとどめる」「気づき・認知」など訳されています。
いわゆる「悟り」の状態に近づけるといった方が、イメージが湧きやすいかも知れません。
マインドフルネスは人や団体によって定義が曖昧な箇所があり、一概にはコレって説明することは困難ですが
共通している要素があります。
共通要素1:判断をしない
自分がいま、どのような心や感情、状態でも価値判断することなく、ありのままを受け入れます。
人は
- 好き・嫌い
- 良い・悪い
などの判断に基づいて評価しています。
その結果、客観視することが困難になり、ついには不安になり、恐怖に襲われ自らを苦しめる状態を生みだします。
いまの状態を判断しないことで、ありのままを受け入れられるようになると
事実を明確にすることができて、最適な対応を取ることができるようになると考えられています。
僕個人的には一生かけて磨き入れる部分だと思っています。
共通要素2:「いま、この瞬間」に意識を向ける
外部の出来事に囚われることなく、心の平穏とバランスを保つ洞察高まり
不安・恐怖の状態から脱却して、冷静に物事への対処ができるようになります。
というように、マインドフルネスは自分自身の心のコントロールをできるようにするもの。
つまり、自分との闘い・バランス調整を上手に行うためのスキルとも言えるでしょう。
マインドフルネス詳しいやり方を関して詳しく書くと一冊の本を作れてしまうので
ここでは割愛させてもらいます。
そこで私が愛読した本「3分間マインドフルネス、自分をアップデートする28の習慣」をオススメします。
- 朝起きられない
- 自身の発言に後悔
- 時間に焦る
- 緊張・あがり症
- 仕事の効率について
- 過去の後悔による囚われ
など、様々な要因により
- 最近笑っていない
- ぼんやりする時間が増えた
- 忘れ物が増えた
- ちょっとしたことで腹が立つようになった
- 慢性的に肩こりが腰痛がある
- あれこれ考えすぎるようになった
- リア充な友人のSNS投稿を見るとイラっとする
- 他人の気持ちに共感できなくなった
- 心が寂しくなった
など、そんな心のモヤモヤが3分で晴れる方法を教えてくれています。
一読してみる価値はありますね。興味があるかたはぜひご覧になってみてください。
結局、思い込みが激しいのは治らない?
そもそも、思い込みって勝手に思考や妄想が訪れてしまうもので完全になくすことは無理なんじゃないの?
って話をよく聞く。
確かにマイナス・ネガティブの感情を完全になくすことは困難だと思います。
ただ、マイナスの感情への向き合い方を変えることは簡単。
要は「視点」を変えるってことです。
僕たちが日常生活を送るなかで、意図しない思考や妄想が訪れてしまうことは頻繁にあります。
それを専門用語で自動思考と呼ばれたりしているのですが
この自動思考はまだ脳科学でもはっきりと解明されていないため、その存在を攻略することはできません。
つまり、現時点では自動思考無くせないってことです。
自動思考と一体化 → 自動思考を客観視
これが今回の課題です。
マイナスの感情が自動思考により生産された場合、感情を客観視して観察してみる。
ラベリングや注意訓練ATT、そしてマインドフルネス。
このトレーニングを日頃から行なっているとネガティブ・マイナスの自動思考は自然と減少するはず。
気づいたら思い込みが激しい性格ではなく、
シンプルで素直で爽やか性格に戻れてた。なんて感じが理想的ですね。
【3分で解放】思い込みが激しい性格を変えたい【動画あり】まとめ
- 心や感情にラベルを貼る
- 注意訓練ATT
- マインドフルネス
で、心や感情との向き合いかたを変えることで
マイナスの感情や心を客観的に捉えることができる
すると、日常生活でもいちいち悩まなくなる
悩んでいた時間とエネルギーを
やるべきこと、やりたいことにフォーカスするようになる。
生産性が高まり、
1ヶ月後
1年後
10年後
あなたの幸福度に大きく差が生まれていくるのではないでしょうか。