一人で抱えきれない悩みや問題を抱えてしまい
カウンセリングを受けているけど、いつまでたっても心が晴れない。
もちろん、カウンセリングを受けた直後には
不安や恐怖はやわらぐけど、すぐにまた不安や恐怖がおそわれる。
上記のようなことをいつまで繰り返せばいいのか?
または、どのくらいの期間カウンセリングを続ければ
心の底からやすらぎや安心することができるのでしょうか?
カウンセリングに通わなくても、精神状態を平常に保つにはどうすればいいでしょうか?
このようなもどかしさは、カウンセリングサービスを利用する人なら誰もが感じることだと思います。
先に解決策を、超シンプルにいってしまえば
悩み・問題を課題に変えることです。
もっと掘り下げた表現をすると
問題を細分化することで先が見えてきます。
理由は、カウンセリングを受けるべき問題とそうではない問題が明確になるからです。
カウンセリングは片付けサポート
カウンセリングとは簡単に言ってしまえば
心の”おかたづけ”をサポートしてもらう時間です。
一般的な部屋の片付けで例えると
通常、散らかっている部屋を片付けるときは
何から片付ければ効率的に片付いていくのか?
といったことを考えてから部屋を片付けると思います。
- ごちゃごちゃしたテーブルの上から
- 乾ききった洗濯物の山から
- 玄関から
- リビングから
といった具合に、エリアや種類を特定して優先順位を決めていきます。
優先順位を決めたら、実際に片付けていきます。
そのエリアに散らかる”もの”を一つ一つ確認して
- 棚に収めるか
- 捨てるか
などを決断をしていきます。
棚にしまう場合
どの棚のどこの箇所にしまうか課題を決めた後に、実際に課題をこなしていきます。
捨てる場合
捨てるものの種類や特徴を把握して、どのように捨てるか課題を考えた上で、実際に課題をこなしていきます。
これと同じで
- この望まない状況の根本的な問題なのか?
- どんな感情が私を苦しめているのか?
- 私は何を避けたいと思っているのか?
- 私は何を求めているのか?
といった自分自身のざわついている心や感情の種類を
細かく分別して、解決するに値する問題を特定します。
次に、問題を解決するための課題を決めていきます。
課題を決めたら実際にこなしていく
それでもダメだった別の方法を試してみる。
基本これの繰り返しです。
で、何から手をつけていいのかわからない
ってときに人は平常心を保てなくなります。
カウンセリングを受けたいと感じる時は
だいたいこのような「ざわつき期間」のフェーズであることが多いです。
要するに
心がざわつくから、何から手をつけていいのかわからない
ではありません。
何から手をつけていいのかわからないから、心がざわつくのです。
分けることでわかる
「わかる」とは、「分ける」ことです。
悩みや問題を解決可能になるまで切り分けることで
課題へと移行して心のざわつきが消えていきます。
なぜなら、人の脳は
- 苦痛な思いや嫌と感じることを自然と避ける
- 欲しいものや手に入れたいものに自然と近く
ようにプログラミングされていて
人間を含む、動物の本能的な行動はシンプルで
- 闘争
- 逃走
- 固まる
といった3つに分別されます。
「分かる」ことで、手段が見つかり
本能的に「闘うか・逃げるか」どちらかの課題にシフトします。
解決手段を「分かっている」時に、「固まる(諦める)」ことは通常ありえません。
課題に移行して可能性にフォーカスすることで、平常心は保てるようになります。
なぜなら、可能性が「余裕」を生み出すからです。
そして、余裕が平常心を保つからです。
お金がいい例です。
なぜ、お金をたくさん持っていると「余裕」生まれるのか?
それは、たくさんの選択肢(闘争も逃走も)を保つことができる
可能性があることを分かっているからです。
この記事の伝えたいことをまとめると
- 悩み・問題を細分化することで分かる
- 分かることで課題が見つかる
- 課題が見つかることで可能性が生まれる
- 可能性が生まれることで余裕が生まれる
- 余裕が生まれることで、平常心を保つことができる。
平常心 = 心がざわつかなくなる
これを自分でできるようになれば、カウンセリングは必要ないよね。ってことです。
セルフカウンセリングといったところでしょうか。
それでいて
自立して可能性を繁栄させることをこなしていけば、生涯自己成長を楽しめられると思います。
なので、大切なのは初期段階である
- 「悩みの細分化」
- 「分ける」
になります。
ここを制して、自分自身で最適なアプローチをすることができれば
心はざわつかなり平常心を保てる「楽」な生活を送ることができる
こちらの過去記事では、セルフカウンセリングの方法の詳細を「ドラクエ」に例えています。
興味がありましたら是非ごらんください。
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ですので
- 初期段階を自分一人だけでは困難な場合
- いまいち現状を把握し・捉えるできない時
- 誰かのサポートを借りて「気づき」を得たい時
などにカウンセリングサービスを受けるようにしましょう。
こうすることで、むやみやたらにカウンセリングを受けるよりも、
的や目的が絞られているので必然的にカウンセリングの期間や頻度は少なくなります。
そして
- 金銭的
- 時間的
- 精神的
といったコスパ面でも負担がかからないようになります。
カウンセリングの期間・頻度について【心の"おかたずけ"を最適化】のまとめ
僕自身、過去にカウンセリングに通った経験が何度かあります。
今現在は活用していないですが、どうしても自分だけの力で「分かる」にたどり着かない場合にはカウンセリングを受けると心に決めております。
カウンセリングを無理に避けようとも思わず、無理に通おうともしない。
このくらいシンプルな心持ちでカウンセリングサービスを利用すると決めておけば
短い期間で、少ない頻度で
- 「分からない」から「分かる」に変わり
- 「悩み」から「課題」に変わり
- 「可能性」と「余裕」が生まれて
心のざわつきが消えていき、平常心を保ちつづけられる
「楽」な生活を送ることができると思います。