- 行政書士の難易度はどのくらいなのか?
- 自分の実力で合格できるのだろうか?
行政書士試験に向けて勉強していると「難易度」がチラチラよぎってきますよね。
実は資格試験の難易度の把握や自己の偏差値に付いて考えることが、試験対策にとって物凄く大事なことだってあなたは気づいていましたか?
この受ける資格の難易度や自己の偏差値についてしっかりと把握していないと試験に受かるものも受からなくなってしまうリスクがあるのです。
その理由は資格試験に向けた勉強法や勉強時間などの「計画」が曖昧になり、最適な自己管理ができなくなってしまうことにあります。
平たくいうと、計画や戦略なしの勉強は意味をなしません。
それどころか無駄が多くなり、結果的にあなたが損をします。
行政書士の資格試験は難易度が高いです。
ですので、本能的に不安になり焦ってしまい勉強する日や勉強時間を増やしてしまいスランプに陥る人が多くいらっしゃいます。
難易度が高いからといって無駄に勉強時間を増やしても意味がないことは前回の記事でお伝えしました。
行政書士の資格を取得したいなら勉強時間を短縮せよ
行政書士の目安500時間と某有名通信講座では公表しています。 スクールや学校の場合は200~300時間らしいのですが、おそらく正しい計画にそって勉強して行きば150時間でも合格するのではないかと思いま ...
今やるべきことは、目標・ゴールをしっかりと自分の中で定着させることが大事になります。
目標やゴールをしっかりと定めることで今後の計画や戦略が最適化されていく
計画や戦略が最適化されていくと無駄を省き、望む結果を手に入れやすくなります。
ですので、まずは行政書士の難易度と偏差値を確認して「今、何をすることが得策なのか?」の答えをみましょう。
行政書士の難易度と偏差値
一般的に資格試験の偏差値は次のように分類されています。
ランク | 偏差値 |
超難関 | 70~77 |
難関 | 60~70 |
普通 | 50~59 |
簡単 | 40~49 |
超簡単 | 35~39 |
超難関
司法試験 77・公認会計士 77・司法書士 76・弁理士 75・医師 74・税理士 75など
難関
中小企業診断士 67・一級建築士 66・歯科医師 63・薬剤師 62・行政書士 62・社労士 65など
普通
宅建 57・通関士 59・保育士 58・測量士 59・建築士2級 56・教員採用試験 59など
簡単
警視庁警察官II類 49・危険物取扱者乙種4類 48・英検二級 47・歯科技工士 46 など
超簡単
ウェブデザイン技能士 38・フォークリフト運転者 35・簿記能力検定3級 37など
行政書士の難易度は「難関」
行政書士の難易度は「難関」に位置付けられています。
合格率も平均5%ほどで、偏差値も62と比較的高いことからプレッシャーを感じる受講者が少なくありません。
この数字を見るだけだと、勉強時間を増やさなければという強迫概念に押しつぶされそうになりますよね。
人は強迫概念を感じると緊張感が生まれ焦ってしまいます。
焦ってしまうと「目先」のことしか見えなくなります。
すると、見誤った計画や勉強法を試してしまいます。
焦っても何も得はありません。
それよりも、合格にグッと近づける正しいプロセスがあります。
もし、あなたが焦りを感じているなら一旦ルーティンワークは止めて、正しいプロセスである「知識の土台」を強化することをお勧めします。
知識の土台を強化することで合格に近づく
知識の土台とは、速読や暗記力などの能力・スキルを指します。
能力やスキルを高めることで勉強時間も少なくなり、いまよりだいぶ楽に実力をつけていくことができます。
逆に自分の能力やスキルを高めず、時間をかけて条文や判例、過去問を解いていても合格するにいたる偏差値や実力をつけることができず、「難関」の壁は突破できません。
シンプルに説明すると
- 能力・スキルを高める=勉強時間が少なくなり、合格する確率も高くなる
- 能力・スキルを高めない=勉強時間を増やしても、合格する確率が低いまま
と結論づけられます。
要するに知識の土台を強化して、手っ取り早く効率的に行政書士の資格試験に合格してしまいましょうということです。
頭脳を明晰にして、安定した精神を保つことができる方法は過去に下記の記事で紹介いたしました。
なぜ、あの人は頭がいいの?ヒント→時間は10分の1"結果"は10倍
資格試験の勉強時間を10分の1以下にして、実力を10倍以上あげる方法。 そんな方法があったらどうだろうか? 資格といっても 夢を叶えるための資格。 能力やスキルアップのための資格。 収入アップのための ...
まとめ
行政書士の試験は難易度が高く、試験前も試験中も緊張や焦りを感じやすいことも特徴の1つですよね。
選択問題ならまだいいのですが、記述の3問は絶対に見逃してはいけなところです。
記述をクリアするためにも安定した精神状態で望めることができる「知識の土台」を高めることが重要になってきます。
ですので、今現在スランプに陥っている人やなかなか模試で合格点にたどり着かない人は資格試験に合格する大前提となる「知識の土台」に意識を向けてみてはどうでしょうか?
「灯台下暗し」「後悔先立たず」は避けていきましょう。