特別なスキルや能力がないので、色々な副業について調べたり、実践したが中途半端。なぜなら無駄になるような使い捨ての仕事はしたくないから・・いまはパラレルキャリアの時代だけど効率的な複業・パラレルワークのやり方ってあるの?努力が貯金されていくようなプロセスが知りたい。
中途半端・器用貧乏って、それ自体がスキル・能力だと思う。
いままでは淘汰されてきたけど、これからはその力や特質がどんどん注目されていきます。
で、そんな能力者が、複業のやり方のポイントを抑えることで結果は数倍の差が生まれるのではないでしょうか。
複業:複数の本業を持つこと。
副業:本業以外の仕事で収入を得ること
基本的に複業やパラレルワークのメリットってリスク分散だと思っています。
いつ会社から解雇されても頼れる収入が複数存在すること
リスク分散で大切なポイントを以下の3つにまとめました。
- 仕事の成果を資産に変える
- 在宅ワークを基本ベースにする
- 最低限の収入は常に担保する
です。
やり方1:成果を資産に変えるビジネスにスタンスを変えてみる
複業・パラレルワークの効率的なやり方の1つ目は「ジョブ」から「ビジネス」にスタンスを変えることです。
結論からいうと、努力した結果が資産に変わると、どんどん収入は増えていきます。
サラリーマンや従業員は基本的に「労働」を会社に売っています。
ですが、会社の経営側は「労働」を仕入れて、 労働力を「商品・サービス」に加工して販売する「ビジネス」をしています。
つまり、サラリーマンを続ける限り、そこでの結果は消耗品になるということです。
複業・パラレルワークの3つのスタイル
複業・パラレルワークは大きく3つのスタイルに分類できる
- 複数の会社に雇用される「ジョブ型」
- 雇用と自営の両刀スタイル「ジョブ&ビジネス型」
- 自営・経営の世界観で複数の事業運営をする「ビジネス型」
僕がおすすめする目指すべきスタイルは「ビジネス型」です。
理由はシンプルで、その方が早くに労働から解放されるからです。
例えば、サラリーマンで複数のジョブに就いて成果をだし続けたとしても
その成果はあなたのものではないですよね。成果物という「資産」は会社のものです。
反対に自営でビジネス視点をもって活動を始めて成果をだした場合、その成果と資産はあなたのものです。
簡単にまとめますと
ジョブ型 = 他人の成果物 = 資産は蓄積されない
ビジネス型 = 自分の成果物 = 資産が蓄積される
ということになります。
資産が増えれば、労働をしなく生きていけます。
生活を楽にすること>労働すること=目的はどっち?
仕事をする目的はお金を稼ぐことであって労働することではずです。
なぜお金を稼ぐのかといえば、大半の人並みの生活・安定した生活のためと答えるでしょう。
要するに、仕事の目的は生活のためで労働はあくまで手段であるってことになります。
手段である労働力を増やせば、当然収入は増せる。
ジョブ視点だと、目の前の労働にとらわれる。
ビジネス視点をもてば、複数の労働を俯瞰してみれる。
ビジネス視点を持つことで労働力を扱う側にチェンジすることができます。
つまり、労働で消耗しているだけより、ビジネス視点で労働力を仕入れる側になれば生活が楽になるってこと。
「ビジネス型」の複業・パラレルワークといっても、従業員を抱えたり、企業を常に巨大化しなければならないわけではありません。いまの時代は個人規模のビジネスでも十分に成りたちます。
風船を膨らませるように将来の安定を担保する
さらに将来的に生活を楽にさせたり、安心させるためには以下のサイクルが理想的です。
- 「ビジネス型」で複数の事業から収入を得る
- 収入の半分を投資に回す
- ビジネスを超えた「権利」によって資産・収入が増えていく
この理想サイクルはジョブ型よりビジネス型の方が圧倒的なスピードで実現可能になります。
ここもビジネス視点に切り替えるメリットの1つと言えます。
事業からの収入&配当金や権利収入が安定的に入ってくれば生活は安心できます。
「ジョブ&ビジネス型」から始めて、安定したら「ビジネス型」に特化すればローリスクです。
【脱サラしたい】ビジネス視点に切り替えるだけで99%失敗しない話
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やり方2:リスク・コストを最小限に抑えた在宅ワークを基本とする
ビジネス視点を持つ = 事業をする
ってことになるので、収入を増やすこと+コスト削減やリスクヘッジをした方が得です。
在宅・自宅をベースとした考え
圧倒的にコスパがいい方法です。
インターネットが使える環境とパソコンがあれば十分だし、初期投資が限りなく少額で済ませられる、もしくは0円。
さすがに在宅ワークをするにはインターネット回線は必要です。
携帯キャリアだけではなく安定したインフラを整えておきましょう。
複業・パラレルワークの「ビジネス型」と在宅ワークは相性がよくて
メリットとしては
- 通勤という無駄の排除
- どこにいても仕事ができる
- 暇な時にいつでも仕事ができる
- なので、プライベートの時間も増える
といった具合に心理的なストレスを減らせるメリットが目立ちます。
在宅でビジネスするのは不安←これは幻想
「在宅でビジネスをするとかなんだか不安になる」という人もいると思いますが
今の時代、わからないことは大体のことはネット調べられます。
検索すれば答えがあるし、動画もあるので理解力も高まります。
さらに、インターネットを使えば個人取引もすぐにできる。
マッチングサイトやプラットフォームを使うことで
「ビジネス型」をすぐにお試しできるってことです。
代表的なサイトとして
- Amazon
- 楽天
- クラウドワークス
- ココナラ
などがあります。もちろん他にもたくさんのサイトがあります。
なので、在宅でビジネスをすると不安になるっては、食わず嫌いと同じで
実際にやってみれば、不安になることはありません。
モチベーションは上げようとしなくていい
在宅ワークとかモチベーションが下がりそう。こう思っている人も多いですね。
モチベーションが下がるのは、単純につまらないことをしてるから。
先ほどのビジネス視点で将来性を意識すれば、モチベーションはアップする。
モチベーションっていわゆる「希望」が見える時に発動するもので
そもそもモチベーションが上がり続けるということはない。
モチベーションを上げなければと思えば思うほど、プレッシャーを感じて行動できなくなり本末転倒になる
だから、あまり気にしなくてよくて
「モチベーションなんて下がっているのが普通」精神をもつとプレッシャーが下がります。
そもそもモチベーションは行動すれば勝手に上がる。
複業・パラレルワークを在宅でする効率的なやり方のなかで大切なのは目標設定。
目的を明確にしてざっくりと目標さだめて、自分が簡単に達成できる目標まで細分化する。
全体から詳細へといったイメージでやりやすいことから始めて
目的につながるような計画を立てられれば自然と行動できる。
で、行動するので勝手にモチベーションが上がっていく
これを習慣化することができたら、ビジネスライクの半分以上は攻略できるくらいすごいことですよ。
お金以外の資源・財産の価値を意識する
この大切なことが盲点になっている人は多い。
あなたの財産ってなに?
聞かれて、現金、貯金、車、家・・・
と、目に見える価値だけが頭に浮かんだ場合、これからの時代は少し危険かも
これからは「モノ」でなく「コト」にフォーカスされていく時代です。
- 時間
- 人
- 情報
- 経験
などが価値になり、求められていきます。
特に「時間」は一番大切に扱う財産です。
限られた時間の中で
何が大切か
誰と、どこで、何をするか
何を対価として、何を得るか
価値を幅広い視野で捉えていくことを意識することで、
結果的に的(目的)が明確化されて、狙いを定めて矢を放てます(行動が効率化)
ポイント3:最低限の収入は常に担保しておく
複業・パラレルワークするなら最低限の収入は常に担保することを強くススメます。
理由はとてもシンプルで生活ができなくなるからです。
僕自身、過去に最低限の収入を得ることを放棄したことがあり、
新しいビジネスに「熱き鉄球」のごとく突き進んだ経験があります。
ですが、どんなビジネスもすぐに結果がでることは稀で、
貯金がどんどん消えていきました。
すると、どんどん焦る気持ちが強くなり、バランスが機能しなくなってビジネスは失敗・・
と散々な結果になりました。
このような事は決して僕に限ったことだけではないと思います。
なので一発逆転的な考えはおすすめしません。
そんな経験から、無理なくパラレルキャリアを積んでいきたい人に向けて、
着実に資産が増えていき、生活がどんどん楽になっていくアドバイスをまとめてみました。
いますぐ会社を辞めるのは非効率
いますぐ会社をやめてビジネスに特化した方がいいのか?
結論からいえば、会社をやめるのは「ビジネス型」が波乗りしてからでいいです。
ビジネスで稼ぎもしないうちから、「ジョブ型」の仕事を放棄するのは非効率です。
具体的にいえば、会社が嫌なら辞めればいい。
だけど、ビジネスで利益をあげられていない状態ないならジョブもしようね。ってことです。
現時点でのベーシックインカム額(最低所得額)を把握する
極端に生活水準を下げるとストレスになります。
なのでストレスがたまらない程度の生活水準を維持できる最低限の収入は担保すべき。
もちろん生活水準が高すぎる場合は見直す必要もあります。
ここで大切なのはデットラインを知ること、
どのくらい収入があれば「今」を維持できるのだろうか?と数字を把握します。
その中で、今現在持っている資源(時間・人・お金・情報)で何ができるのか?
ということを掘り下げていけば、自ずとリスクヘッジしながら着実に前進できる
あなただけのオリジナルプランが出来上がります。
これは
- 家族がいるサラリーマン
- 独身貴族のサラリーマン
- 学生
- 専業主婦
- 個人事業主
- ニート
誰にでも当てはまるので、しっかりと現在のベーシックインカム額を把握しましょう。
自分の時間を確保しながら最低限の収入を担保するなら
現在の仕事+在宅ビジネス型で始めてみることをおすすめします。
現在の仕事だと時間がとれなくて難しい人は、派遣社員に切り替えるのもあり
- 現在の仕事→派遣に切り替える = 在宅ビジネス型に時間を費やせる
- 在宅ビジネスに時間を費やす = 成果物・資産(コンテンツ)などが蓄積される
- 成果物・資産が蓄積される = リターンが増える
といった具合で、徐々にビジネスのほうが波乗りしてきたら、
完全にビジネス型の複業・パラレルワークで活動する。
そしたら
既存のビジネス + 新たなビジネス = 新しい付加価値
と、相乗効果が高くなるビジネス型のパラレルキャリアをどんどん積んでいって
資産の蓄積を加速させていけばいいのです。
こういった目的がある場合、正社員で凝り固まっていることがもったいない
派遣で時間という資源を手にしたほうが実質的な費用対効果は高くなる。
ただ同じくらい大切なのは現在の収入も安定させること
これがないと、家族持ちの人はもっと大切なものを失いかねないですからね。
なので、バランスを整えるためにも、やみくもに退職してはいけません。
在宅でビジネスをして、「月収50万をコンスタントに稼ぐ」という目標を設定して
それが達成できて退職するってのはありですね。
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それでも、すぐに会社をやめたいのであれば、複数の派遣会社に登録しておくことをおすすめします。
派遣は、最低限の生活水準を担保できるのと同時に時間を調節できるからです。
正社員にこだわる人たくさんいます。
「◯◯系の会社の正社員になって◯◯がしたい」という明確な目的がある場合は別ですが、
目的もなしに盲目的に「正社員」という安定を目指して行くのは、すでに前提から見直した方がいいですね。
【複業・パラレルワークの賢いやり方】自然と資産が増えてく3つの方法のまとめ
- ジョブからビジネスのスタンスに切り替えて「成果」を蓄積する。
- リスクとコストを最小限におさえて、取り組やすい環境をつくる。
- 最低限の収入は確保しつつ、徐々にステップアップしていくこと。
現状の生活水準を崩さずに、リスクなく、資産を増やしていく働き方をするためにも、
まずは、目的と明確にして、達成することが可能な目標を設定し、
タスクを細分化して簡単にできることから始めてみる。
そして、その流れを自分の習慣に落とし込めれば成功への道はグッと縮まります。