前回の記事では以下の記事で行政書士試験では応用が必需だということをお伝えしました。
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それの延長戦になるのですが、これだけ過去問だけに依存することが危険だと言っているのにも関わらず、わざわざお金を払って同じような過去問を購入しようとしている人が多くてビックリしています。
本気で行政書士の資格が欲しい人は試験に向けて勉強を始めると思います。
特に独学で始める人に多いのですが、戦略なしに勉強を始めても合格はできません。
独学で始めるときは尚更、戦略が必要になります。
最初に言っておきますが、過去問を活用するのが悪いのではありません。
過去問に依存することがリスクになってくるといことが伝えたいのです。
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なぜ、過去問をひたすら解くことが間違いなのか?
過去問は文字通り「過去」の問題です。
過去と全く問題は原則的に主題されることはありません。
似ている問題は主題されますが、問題の意図がわかっていないで過去問を丸暗記したところで点数は稼げません。
当たり前すぎて「そんなことわかっている」と思っている人も多いかもしれませんが、受講する人のおよそ8割が試験直前まで過去問の本を持ち歩いてる不気味な光景を目にします。
これは何を意味するのか?
それは、最後の最後まで過去問に依存して「過去問中毒」になっている人が多いことを意味しているのです。
その理由は簡単です。
みんな無意識に楽を求めているからです。
まず、行政書士の勉強を始める時にまずテキストを購入しますよね。
テキストを読んで内容をインプットすると思います。
そして理解力を確かめるために過去問を活用します。
ここまでは、なんの問題もありません。
ですが、同じ過去問を繰り返していくと慣れていくんですよ。
何事も慣れてくると簡単にこなしてしまいます。
例えば、初めて補助無しの自転車に乗るときバランスを取ることが難しかったけど、慣れれば簡単にバランスを取れます。
これと同じです。
過去問を繰り返し簡単に答えられるようになると人間の脳の活動は停止状態になります。
逆を言えば脳の活動が停止しても解けるようになるから「簡単」になるとも言えます。
どちらにしても、このような無意識の状態でも問題の答えがわかる状態で同じ過去問を繰り返すことが危険なのです。
簡単にいうと、過去問を眺めているだけなのに、勉強をして実力が付いている錯覚を起こしていると言うことです。まさにホームラン級な勘違いをしていることになります。
これは非常に危険ですよね、根本的に勉強法を間違えていることに気づいていいないのですから灯台下暗し状態とも言えます。
では、過去問に変わる勉強法や対策は他にあるのか?何をすれば行政書士試験に合格することができるのか?についてなのですが、過去問の代わりになる資格試験の裏テクはこちらの記事でお伝えしています。
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以上をまとめますと、過去問10年分を繰り返すより、法律の構造と意図を理解したほうが効率がいいことがわかります。
最後にもう一度お伝えしておきますが、この記事では過去問を自体を否定はしていません。
この記事伝えたかったことは、答えのわかっている過去問をひたすら解く行為が望ましくない結果を生み出してしまうリスクがあることをお伝えしました。
この記事があなたの試験対策に役立ち、合格することの手助けになれたら光栄です。