エッセイ

感謝の気持ちが「生きづらさ」を「喜び」に変えてくれる理由

 

 

この記事をクリックしたということは

「喜び」を得たいとかは別として

 

 

少なからず「生きづらさ」を抱えている人なのかと思われます。

 

 

例えば

 

  • 最近なんだか怒りっぽい
  • イライラする
  • 何もする気が起きない
  • 楽しくない
  • 特定の誰かを恨み続けている
  • 感情が薄れてきた
  • あらゆることに理不尽に感じる

 

こういった負の感情や状態が慢性的に続いていると

日常生活が嫌になってきますよね。

 

 

僕自身、こういった負の感情により生み出された

様々な出来事に萎えてきた経験がある

 

 

それでいて、なんども死にたくなった。

 

 

心では生きていたいが、頭では死ぬことしか考えていない。

 

 

そんな時期が長く続きました。

 

 

誰にも相談できず、苦しみから解放されようと

色々な自己啓発本を読んでみたり、

自分を変えることに心理的なアプローチ手法を学んできました。

 

 

結果的に苦しみ・生きづらさから解放されるには

 

  1. 感謝
  2. 赦し・手放し
  3. 自己肯定

 

シンプルに、この3つにたどりついた

 

 

この基本ベースを揃えて

 

 

「愛」というものを与えて与えられる

 

 

これを信じてみて、意識や捉え方を変えて

感謝して、手放して、自分にOKをだすことを繰り返してみた。

 

 

 

その結果、安心感が生まれはじめて

仕事も恋愛も、そして自分自身が楽になり

可能性といった刺激も、ほどよく感じられて

 

 

バランスのいいライフスタイルを維持できるようになった。

 

 

 

 

簡単にいえば、自分自身で

幸福度が上がっていることを肌で感じられるようになった

ってことになります。

 

 

 

何やらキレイごとに聞こえて

ハナで笑いたくなるような証言に聞こえるかもしれない。

 

 

僕もそうだった。

 

 

けれど、これまで生きづらさなんて

少しも解消されたことがなかったので

すこしキレイごとに耳を傾けてみた。

 

 

今回は、そのキレイごとである「愛」に関連した

3つのうちの1つである

「感謝」といった概念にフォーカスをあて

 

 

カリフォルニア大学デイビス校で

感謝の気持ちが生活にもたらす影響を研究している

ロバート・エモンズ博士の研究結果を元に

 

 

感謝の気持ちを持つことでの

 

  1. 効果
  2. 変化
  3. ポイント

 

などをお伝えしていきます。

 

 

感謝の気持ちの効果

 

 

感謝の気持ちの効果は絶大です。

 

感謝の実践をすることで、幸福度が25%も上昇するそうです。

 

 

 

理由としては、感謝の気持ちを表明すると

脳の適切な部位が活性化されることで

幸福感を感じるとエモンズ氏は語ります。

 

 

感謝の気持ちを持つことを習慣化されると変化する

具体的な効果としては

 

  1. ポジティブな感情を増幅
  2. ネガティブな感情の低減
  3. 自尊心が高まる
  4. ストレス耐性の強化
  5. 健康状態がよくなる
  6. 他人との比較・劣等感がなくなる
  7. バランスの整った人間関係を築ける
  8. 愛される人になる

 

といったように、どれも幸福感の上昇に繋がる変化が起こります。

 

 

つまり、感謝の気持ちを持つことで

負のサイクルから好循環に切り替わるということです。

 

 

  • お金もいりません。
  • 時間もかかりません。
  • 場所も関係ありません。

 

 

ただ視点を変えてみるだけで感謝の気持ちは生まれるのです。

 

 

感謝が先か、幸せが先か

 

人は、幸せだから感謝できるのか?

感謝できるから幸せできるのか?

 

 

こんな疑問が生まれてきます。

 

 

結論としてはどちらも正解だと思います。

 

 

 

理由としては、人の心は意外にシンプルで

良くも悪くも感情のサイクルを繰り返しているだけでだからです。

 

 

具体的にいうと

 

まず、前提として

人生は良いことばかり起こるわけでもなければ

悪いことばかり起こるわけでもない

 

 

ただ、どちらかに傾いていることで

幸せか、不幸せか

こういった話になると思います。

 

 

感謝  =  幸福感

 

 

切っても切り離せないような

表裏一体をなす概念の場合

 

 

幸せを感じているとき・好循環の波に乗っている時は

 

 

感謝の気持ちをより高め

 

 

日常生活に困窮していたり、不安・イライラしているなど

負のサイクルに巻き込まれている時は

 

 

感謝の気持ちのゲートを捉え、掴みくぐり

好循環に戻るようにすればいい。

 

 

 

こう紐どいていけば

幸せが先か、感謝が先かといった概念そのものが少しずれていて

その瞬間、瞬間、意識のアプローチを変えていけばいいことがわかります。

 

 

 

つまり

感謝が先か、幸福が先かといった損得感情でモノゴトを考えるのではなく

感謝+幸福の好循環に長い時間乗り続けることを目指いいだけのこと。

 

 

 

では、悪循環・負のサイクルに陥っている時、戻ってしまった時にどうすればいいのか?

 

 

これを一つ上の意識状態・感情のサイクル全体を見渡せる視点から

判断していくことが大切になります。

 

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選択肢を増やすことで感謝の気持ちを持ちやすくなる

 

 

前章では、一つ上の意識状態・感情のサイクル全体を見渡せる視点から判断する

ことの大切だってことをお伝えしました。

 

 

ここではいかにして、感謝の気持ちを持つことができるのか?

 

 

ここにフォーカスして話していきたいと思います。

 

 

感謝の気持ちのテーマに触れていくと

必ずポジティブとネガティブといった言葉にたどり着きます。

 

 

感謝の気持ちが増える = 幸せ

 

 

と、感謝と幸福感が表裏一体であるのであれば、

感謝の気持ちが増えるにはどうすればいいのか?

 

 

その疑問に対しての答えを先に言ってしまうと、

 

 

ポジティブな状態を増やすことです。

 

 

理由は

 

 

ネガティブな状態では、素直な感謝はできないからです。

 

 

具体的にいうと

 

 

ネガティブな状態とは

何かしらのモノゴトに悲観している状態のことをいいます。

 

 

ここで

 

何と比べて悲観しているのか?

 

 

こういった話になってくるかと思います。

 

 

つまり、なにかと比べて劣等感を感じている

 

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劣等感を感じると

 

  1. 攻撃的な意識になる
  2. 自分を大きくみせたくなる
  3. 不幸的なアピールをしたくなる

 

と、人間関係が崩れていく負のサイクルを生み出します。

 

 

 

劣等感の克服には、選択肢を増やすことが先決と言われています。

 

 

 

なりたい状態、望ましい状態への

たどり着く選択肢を増やして

可能性を高めることが大切になります。

 

 

ざっくりとサイクルをお伝えすると

 

 

  1. なりたい状態・望ましい状態を素直に感じる
  2. そこにたどり着く選択肢を増やす
  3. たどり着く可能性が高まる
  4. ポジティブな状態に切り替わる

 

 

そうして

 

 

ポジティブな状態を増える = 感謝の気持ちが増える

 

 

と繋がっていくみたいです。

 

 

 

すると、生きづらさが消えていき、喜びが増える

こうして、「循環」を味方に変えていけるのです。

 

 

人生は螺旋状になっている階段を

常に上がるか下がるか

そのどちらかの道を選んでいるに過ぎない。

 

 

こういった人生のシナリオを全体的に俯瞰してみることで

感謝の気持ちを増やして、あなたが心から願う

望ましい状態にたどりつく可能性を増やすことができます。

 

 

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「当たり前」に対して視点・捉え方を変える

 

 

もっとも簡単にポジティブを増やす方法があります。

 

 

それは

 

 

「当たり前」に対してのモノゴトに視点・捉え方を変えてみることです。

 

 

 

当たり前を観察していくと

小さな感謝が生まれていきます。

 

 

例えば

 

毎日食べているご飯の主食である「お米」

 

 

当たり前のように食べていたら気づけないが

じっくりと観察してみると色々なことに気づいていける

 

 

お米を生産してくれる農家の方々

安全な食のために保管したり、検品したり

働いてくれている方々。

 

 

そういった人たちの努力や使命感の集大成が

いま目の前にある「お米」なのだと捉え方が変わってきます。

 

 

事実、目の前にあるお米が目の前にたどり着くまでに

自分や誰かの仕事や努力によって実現されたことは変わりない。

 

 

 

と、気づいた時に

素直に「ありがとう」と

心のどこかでつぶやくかもしれない。

 

 

 

「ありがとう」という言葉は

本来は仏教の「有難し」という言葉であったという

 

 

有ることが難しい = 滅多にないこと

 

 

気持ちと気持ちが繋がったり

 

何かと何かが繋がったり

 

それを僕たちの無意識は

「奇跡」であることだと知っている。

 

 

 

だから、無意識に「ありがとう」が出てくる。

 

 

 

「ありがとう」から

自分の本当の使命へと導かれていく

 

 

なぜなら、僕たちの無意識は

与えて与えられる繋がりによって

生かされていることも知っているからです。

 

 

 

  • 家族に対して何ができるだろう
  • 子供にとって何ができるだろう
  • 親友に対して何ができるだろう
  • 彼女・彼氏に対して何ができるだろう
  • 妻・夫に対して何ができるだろう
  • 会社に対して何ができるだろう
  • 所属するコミュニティに対して何ができるだろう
  • 社会に対して何ができるだろう
  • 自然に対して何ができるだろう

 

 

小さな感謝の積み重ねにより

自然と気持ちが動かされていきます。

 

 

するとやがて、生まれてきた意味を見いだせる瞬間が訪れる

 

 

つまり、使命や目的が明確になるということ

 

 

それが何年後になるかはわからない

 

 

その瞬間場合もあれば、遠く先のことかもしれない

 

 

ただ、急いではいけない

 

 

  • 無理やりの感謝
  • 虚偽の感謝
  • 作り上げた感謝
  • 条件付きの感謝

 

 

などは全く意味をなさない。

 

 

小さくても、心のから感謝できることに価値がある。

 

 

そして、心からの感謝の

回数を増やすことで真の使命・目的、生きがいを

見いだせる可能性が高まる。

 

 

急いではいけない。

ただ、意識を変えるだけでいい。

 

 

気づきにより

なにげなく出てくるその言葉こそが

真の感謝の気持ちであることを忘れてはいけない

 

 

そして、人は誰しもがその心を持ち合わせている。

 

ただ、気づいていないだけ

 

 

少しまとめると

 

  1. 当たり前だったものを観察する
  2. 今までとは別の角度からの視点で捉える
  3. 何かしらの「意味」気づきを得る
  4. 新しい知恵が生まれる回数が増える
  5. 選択肢が増える
  6. 選択肢があることは安心感に繋がる
  7. 安心感を得ると可能性へと意識が向き始める
  8. 可能性へのフォーカス=ポジティブ

 

 

これを増やして、繰り返せばいいだけ

 

 

感謝の気持ちは森羅万象との良き繋がりをつくる

 

 

すると、「喜び」は増えて「悲しみ」は減っていく

幸運は引き寄せられてくるってことです。

 

 

そして、もう一つ

 

自分自身に対しても感謝することを忘れないことです。

 

結局これが一番大切になってくるかもしれません。

 

 

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【まとめ】感謝の気持ちを忘れない人に幸運が巡ってくる

 

ここまで読み進めてくれた

あなたはもうご理解されていると思いますが

 

結局この記事で伝えたかったことは

 

 

「気づき」によって感謝は増えて

感謝が増えると、良き繋がりが増えて

良き繋がりが増えるとポジティブな状態が増える

 

 

あなたにとって幸せを運んでくれるモノゴト、人は

ネガティブを避けて、ポジティブな場所に集まってくる

 

 

反対に、あなたにとって害となるモノゴト、人は

あなたのネガティブに集まってくる

 

 

これが自然の摂理だということ

 

 

そして、小さくても感謝の気持ちが蓄積されていけば

結果的に「生きづらさ」は解消されて「喜び」が増えていき

 

それは、いまこの瞬間から誰でも始めることができる。

 

と、いったところです。

 

 

まずは自分自身から

 

一つの感謝を一人から

 

始めてみるのはいかがでしょうか?