エッセイ

【お金を稼ぎながら社会問題に貢献する】ソーシャルビジネスとは?

 

ラクリバ
ラクリバ

 

最近よく聞くけど

ソーシャルビジネスって

なんのこと?

 

 

 

前に紹介したライトワーカーのような人が担う

社会的課題の解決を目的としたビジネスだよ。

 

マスコミの遊
マスコミの遊

 

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ラクリバ
ラクリバ

 

それって、個人規模でも始められるの?

 

 

個人規模でも始められるよ。

許可制とかではないからね。

もっといえば副業からだって始められる

マスコミの遊
マスコミの遊

 

ラクリバ
ラクリバ

 

そういった活動をしたいと思ってたんだよ。

利益利益だけではなく、誰かの役に立てるような仕事をさ

 

 

 

それじゃあ今回は

ソーシャルビジネスの全体の概要について

話を進めていくね。

 

マスコミの遊
マスコミの遊

 

※この記事は約3分ほどで読み終えられます。

 

ソーシャルビジネスとは

 

 

ソーシャルビジネスを簡単に説明すると

 

しっかりとお金を稼げる事業をして、社会問題に貢献するビジネススタンスのことです。

 

 

ソーシャルビジネスが注目されてきた理由としては

 

 

インターネット、SNSの普及により

人々の価値観の多様化されていきました。

 

 

それに伴い社会課題も多様化されていき

国・行政・福祉だけで解決することに限界を迎え

ソーシャルビジネスに注目と期待が寄せられているからです。

 

 

社会的課題・問題とは

 

  1. 環境・温暖化
  2. 教育・待機児童
  3. 文化継承
  4. 経済・所得格差
  5. 倫理・ブラック企業
  6. 人権・虐待
  7. 高齢社会・少子化
  8. 医療・福祉
  9. 被災地支援
  10. 資源・原子力
  11. 生活安全
  12. 食料不足・飢餓
  13. etc

 

など、ざっくりと例をあげただけでも

解決されていない社会的課題・問題はたくさんあります。

 

これを価値観の多様化に沿って細かく分類していくとなると

行政だけで解決していくことは無理難題であることがわかります。

 

 

ソーシャルビジネスの定義

 

ソーシャルビジネスの定義はまだまだ曖昧です。

 

経済産業省での定義は

以下の3つの要素を備えていることを基準としているようです。

 

 

(1)社会性

現在解決が求められる社会的課題に取り組むことを事業活動のミッションとすること
※解決すべき社会的課題の内容により、活動範囲に地域性が生じる場合もあるが、地域性の有無はソーシャルビジネスの基準には含めない。 

(2) 事業性

(1)のミッションをビジネスの形に表し、継続的に事業活動を進めていくこと。

(3) 革新性
新しい社会的商品・サービスや、それを提供するための仕組みを開発したり、活用し
たりすること。また、その活動が社会に広がることを通して、新しい社会的価値を創出
すること。

 

 

つまり

 

  1. 大義を唱え
  2. お金・収益を生み出し
  3. イノベーションでエンタメを繁栄

 

させていくビジネスです。

 

こう言い換えると、なんかワクワクしてきませんか?

 

 

 

ソーシャルビジネスと一般企業・NPO・ボランティアの違い

 

 

そもそもソーシャルビジネスと

一般企業やNPO、またボランティアと

どのような違いがあるのか見ていきましょう。

 

「違い」を確認できるだけでも

ソーシャルビジネスの全体像を深くイメージできると思います。

 

 

SB(ソーシャルビジネス)と一般企業との違い

 

 

SBと一般企業の違いは、軸となるミッション・目的にあります。

 

 

ビジネスとして利益の最大化をしてく点では共通します。

 

 

この点でソーシャルビジネスの定義の1つである

「持続性」が担保されるわけですね。

 

 

ただ、事業の基盤となるミッション・目的において

 

一般企業 =  利益の追求による利益を最大化

 

 

に対して

 

 

ソーシャルビジネス = 社会的課題の解決に繋げる利益の最大化

 

 

といった違いがあります。

 

つまり

 

  1. 資本を後ろ盾に事業の持続性を強化していくか
  2. 大義を後ろ盾に事業の持続性を強化していくか

 

やっていることは同じでも、背景に差異があるということになります。

 

お客さん視点・客観的に見て、どちらの企業を応援したくなるかと聞かれれば

間違えいなくソーシャルビジネスを応援したくなるのが人の性。

 

お客としても、自分の「購入」といった行動が

誰かのためになるのだと知れば判断基準が変わってきます。

 

例えば

 

  • 同じ価格
  • 同じ機能
  • 同じクオリティ

 

の商品があり

 

  1. Aメーカーで購入すると、株主が喜ぶ
  2. Bメーカーで購入すると、困っている人が助かり、株主も喜ぶ

 

 

これでBを選ばない人は少数派ですよね。

 

 

このようにミッションや目的といった「軸」が異なることで

プロモーションやブランディングに差異が生まれていくところも

SBと一般企業の違いの一つになります。

 

 

 

SBとボランティアとの違い

 

SBとボランティアの違いはシンプルで

 

 

ビジネスであるかないか

 

 

つまり持続性の差異です。

 

 

「社会的課題に取り組む」ところは共通しています。

 

 

ただ、ボランティアは持続性を保つことが難しいのが現実です。

 

普通にわかる通り、ボランティアだけでは人は生きていけません。

 

生きていくために人にはお金が必要です。

 

死んだらボランティアできません。

 

なので、ボランティアの人も自分の「仕事」を優先します。

 

この点から、

ボランティアでは継続性・持続性を担保することが

困難であることは容易に理解できるかと思われます。

 

 

継続性・持続性の欠如といった観点からみたときの

SBとボランティアの決定的な違いとして

 

 

  • SBは、社会的課題の「解決」にフォーカス
  • ボランティアは、社会的課題の「対処」にフォーカス

 

している部分に違いがあることが見受けられます。

 

 

 

解決 = 問題そのものを無くす

 

対処 = 一時的な復興・復旧

 

 

 

もちろんボランティアをしていただける方々がいるおかげで

たくさんの命が救われたり、二次災害を防げたりして

本当に感謝したくなりますし、応援したくなります。

 

 

 

ですが、本当に社会的課題に対して取り組みたいのであれば

ボランティアとしてだけではなく

ソーシャルビジネスとして活動をすることをおすすめします。

 

 

その方が、活動が継続できるし、

何よりそのボランンティア精神が大切な心も

消えることなく持続させていくことができます。

 

 

SBとNPOとの違い

 

 

わかりにくいのがSBとNPOの違いです

 

なので、ここはざっくりと結論だけにお伝えします。

 

SBとNPOの違いは、基軸が補助金・寄付金に頼っているかいないかです。

 

NPOの収入源の5割以上が補助金・寄付金などの外部資金に依存しているのに対して

ソーシャルビジネスの収入源は事業としての売上を基軸にしています。

 

ここの違いにより、ソーシャルビジネスの定義の一つである「革新性」にも

少なからず影響が出てくるのではないかと思っています。

 

また、NPO法人でソーシャルビジネスであったり、

この辺の境界線が複雑でわかりにくい

 

ですので、深掘りせずに

ここでは補助金・寄付金などの外部資金に

依存しているかどうかの違いがあると理解しておきましょう。

 

 

 

どうでしょう?「違い」を確認したことで

ソーシャルビジネスのおおよその理解は掴めたのではないかと思われます。

 

 

 将来的に一般企業もソーシャルビジネス化していく話

 

 

 

ソーシャルビジネスと一般企業・ボランティア・NPOの違いを知って

ソーシャルビジネスの全体像のイメージは掴めたかと思われます。

 

 

で、あくまで僕の予想なのですが

 

 

将来的に様々な企業がソーシャルビジネス化していくことが予想されます。

 

 

理由としては

 

人々の関心が、「モノ」から「コト」にシフトチェンジされたからです。

 

 

つまり、どういうことかといいますと

 

戦後の日本には物資が足りていませんでしたが

現在の日本には「モノ」が溢れています。

 

このことから、人々は日常生活に対する

「モノ」があることは当たり前である感覚になりました。

 

人はある欲求が満たされると、また次の欲求が生まれます。

 

それが「コト」であり、体験やストーリーを求めるようになりました。

 

 

人は生まれながらにして物語・ストーリーを好みます。

 

  • CM
  • WEBデザイン
  • 小説
  • 噂話
  • 恋愛話
  • 絵画
  • 音楽
  • etc

 

 

ストーリーはそこら中に転がっており

僕たちは無意識にストーリーを楽しんでいます。

 

 

そして、顧客が、商品やサービスにまで

体験やストーリーを求めるようになれば

企業もそちらにシフトチェンジをせざるを得ません。

 

 

商品・サービスにストーリー要素を吹き込み

新たな価値を創造するのです。

 

 

ストーリーには「課題」がつきものです。

 

 

その時に今まで資本を後ろ盾にしてた一般企業も

こぞって社会的課題を表にだしてポジションを確立していきます。

 

 

それをみた、小規模の企業やお店も真似をするようになります。

 

 

そうでないと自分の会社やお店が選ばれないような風潮になるからです。

 

 

ポイントカードなんていい例ですよね。

最初は物珍しくて革新的なアイデアでしたが

最近ではポイントがたまらない企業やお店の方が珍しい

 

 

これと同じで、最初にソーシャルビジネス化して

「コト」に対しての企業の認知度・ブランドを囲い込む戦略を打つ

企業が増えていくことが予想されます。

 

 

というか、すでに多くの企業がそちらの方向に乗り出している

 

 

で、こういうことをいうと

 

 

それって結局きれいごと並べてソーシャルビジネスを利用しているだけじゃん

 

 

と思われるかもしれません。

 

 

全くその通りで、ソーシャルビジネスという名前を利用した

利益追及の企業が増えていきます。

 

 

 

ただ単に利益追及だけでソーシャルビジネスを名乗るだけならまだいいです。

売れたとしても税金という名目で社会に還元されるからですね。

 

 

 

一方、悪徳企業や詐欺業者などに

ソーシャルビジネスを名乗られたら堪らないですよね。

 

 

 

ですが安心してください。

 

 

 

これからの時代、AI技術・ブロックチェーン技術により

「信用スコア」なるものが普及していきます。

 

 

信用スコアが普及するとどうなるのか?

 

ものすごく話を端折ると

 

 

ずるい奴・悪い奴・嘘つきな奴は社会的に抹消されていく

 

 

ようになっていきます。

 

 

 

これは個人レベルでも、企業レベルでも同じで

本物でなければ生き残れない時代になり

偽物・悪者は逃げ場をなくし沙汰されていく世の中に変わってきます。

 

 

 

ですので、放っておいても悪徳企業や詐欺業者は抹消されることは確実でしょう。

 

 

 

ただここで懸念される点は、「ポジション確保」の問題です。

 

 

 

偽物のソーシャルビジネスにポジションを奪われては

社会的課題の根本的な解決に繋がりません。

 

 

ですので、真のソーシャルビジネスを志す

企業や個人がポジションを確立させておく必要があります。

 

 

で、ソーシャルビジネスは小さく・少額もしくは

ほぼ0状態から始められることも知っておいてほしい。

 

 

 

そして、大切なのは「ポジションの確立」です。

 

 

 

今のうちから、小さく個人規模でも

あなたがリーダーとなるソーシャルビジネスで

ポジションを確立できることによって多くの人の命を救えるかも知れません。

 

 

偽物に奪われていたのでは、救えるものも救えなくなります。

 

 

そして、ソーシャルビジネスには

世界を変えてしまうほどの影響を与えることができる

可能性が充分にあるというコトも知ってほしい。

 

 

これを読んでいるあなたが社会的課題の解決に向かう団体の

リーダーとして活躍されることを願っています。

 

 

そして、心からあなたのソーシャルビジネスを応援しています。