エッセイ

劣等感を克服して好かれる・愛される人になる4つのメソッド【心操術】

 

劣等感を感じると

 

  • 自信の喪失
  • 息苦しさ
  • 何かと焦る気持ち
  • 妬み
  • 怒り

 

気持ちがネガティブになります。

 

 

劣等感 = 他人と比べて満たされていない時に生まれる感情

 

 

満たされない、満たされるといった

苦悩を突き詰めていくと

「煩悩」という存在にたどり着きます。

 

 

仏教では108の煩悩があると言われてますが

一説によると

 

【六根】といった感覚

  1. 色(視覚)
  2. 声(聴覚)
  3. 香(嗅覚)
  4. 味(味覚)
  5. 触(触覚)
  6. 法(意識)

 

【好悪平】といった認識

  1. 良いこと
  2. 悪いこと
  3. どちらでもない

 

【染浄(苦楽)】といった状態

  1. 迷いがある
  2. 迷いのない

 

【三世】といった時空間

  1. 過去
  2. 現在
  3. 未来

 

 

を掛け合わせて108の煩悩が存在するのだと言われています。

 

 

 

煩悩と聞くと、何やらよこしまな考えや

欲望だけのことだと判断されがちです。

 

 

確かにその通りなのですが、煩悩が完全に無くせるかと聞かれたら

たぶん99.999%くらいの人は無くせないでしょう。

 

 

劣等感と煩悩は密接に繋がっています。

 

 

 

今回の記事では、煩悩と密接に繋がっている「劣等感」と

どのように向き合っていけばよいのか?

 

 

そして、どうすればもっと楽に生きることができるようになるのか?

 

 

劣等感・煩悩を味方につけて

仕事も恋愛も自分自身の成長も促進させる方法などをご紹介していきます。

 

 

 

まずは、劣等感が生まれるポイントを把握する

 

 

 

 

劣等感を感じた時、自分の無意識がどう動いているか確認してみる

 

 

劣等感を感じたとき、人の行動や意識は

大きく分けて以下の3つの意識が働いていることが多い。

 

 

  1. 攻撃的な意識になる
  2. 自分を大きくみせたくなる
  3. 不幸的なアピールをしたくなる

 

 

対象が誰かによって意識の働きも異なるけど

だいたい、3つのうちどれかに偏ると思います。

 

 

 

劣等感が生まれた時

自分が、どの意識に働きやすいかがわかることによって

劣等感が生まれるポイントもわかってくる。

 

 

 

例えば

 

「1:攻撃的な意識になる」ことが多いことがわかったとする。

 

 

 

その時、「1:攻撃的な意識になる」に

なったときの気持ちを素直に確認してみる。

 

  • ムカつく
  • 焦り
  • 脅威
  • 追い込まれる
  • 妬み

 

など、色々な感情・感覚がでてくる。

 

 

 

次に、直感的に一番強い感覚を特定する。

 

 

一番強い感覚が「脅威」だとするなら

 

 

どんな時に「脅威」を感じることが多いのか

5〜数十個ほど、思い返してみる。

 

 

できれば、紙に書くなどしてみよう。

 

 

これによって、

 

  • どんなことが起きると
  • どんな人をみると
  • どんなことを聞くと

 

劣等感を感じやすいのか自分の傾向がわかるようになる。

 

自分の劣等感が生まれるポイントをわかっていないと

自分を変えることができないか、かなりの遠まりになる。

 

なので、自分の心のクセに気づく習慣をつけてみましょう。

 

 

 

劣等感は克服できる

 

 

 

 

劣等感は克服できます。

 

 

ただ、劣等感を完全になくすことは難しい

 

 

 

というより、完全に無くさない方がいいと考えた方がいいでしょう。

 

なぜなら、劣等感は「向上心」の源泉となっていることが多いからです。

 

 

向上心は、成功の原動力です。

 

例えば

 

  • もっと綺麗になってやる
  • もっと痩せてやる
  • もっと可愛くなってやる
  • もっとかっこよくなってやる
  • もっとビッグになってやる
  • もっと強くなってやる
  • もっと稼いでやる
  • もっと結果をだしてやる
  • もっと幸せになってやる

 

…キリがないのでこの辺にしまておきますが

 

 

人は幸せを感じるために

何かしらの「成功」に対して意欲的になります。

 

 

この「意欲」が成功の源であり、

その動力となっているのが「向上心」だと言えます。

 

 

 

つまり、劣等感が強よければ強いほど、

成功者となる確率が高いということです。

 

 

 

思い返してみてください。

 

 

劣等感によって、行動を掻き立てられ

いつしか行動は習慣化されていき

何かしらの結果を生み出してきたはずです。

 

 

その中には、良いことも悪いこともあったはずです。

 

 

仮に、劣等感を完全になくして

芯から生まれる向上心もなくすとしましょう。

 

すると、どうなるでしょうか?

 

おそらく「無気力」といったものが代わりに生まれます。

 

 

ここでは詳しく述べませんが

無気力を慢性化するとかなり厄介です。

 

 

ですので

 

 

良いほうに繋がった劣等感だけを残して

悪い方に繋がった劣等感を手放すようにする

 

 

 

まとめると

劣等感の克服とは、完全になくすことではなく

劣等感との向き合い方を上手に変えることです。

 

 

 

劣等感の扱い方が上手になると

心がラクになり、今よりずっと人生が楽しくなって

スムーズなライフスタイルを送ることができるようになると思います。

 

 

 

劣等感の「良い所」を残して、「悪い所」を手放す方法

 

 

 

 

劣等感が生まれるのは仕方がない。

劣等感との向き合い方を変える。

 

 

それを理解した上で

 

ここから劣等感の

 

  • 「良い所」を残して
  • 「悪い所」を手放す方法

 

 

を5つほどご紹介していきます。

 

良い所とは、成功の原動力となる「向上心」

 

悪い所とは

  • 怒り
  • 焦り
  • 執着
  • 脅威
  • 妬み

などネガティブな感情や感覚です。

 

 

つまり、劣等感との上手な向き合い方とは

 

物事の判断をネガティブにするのではなく

 

 

可能性にフォーカスすること

 

 

これが劣等感との上手な向き合いかたの「軸」になります。

 

それでは見ていきましょう。

 

 

WHY(なぜ)ではなく、HOW(どうやって)で劣等感と向き合う

 

 

劣等感が生まれるポイントはWHY(なぜ)で考えることにより特定できますが

劣等感の「良い所」を残して、「悪い所」を手放すことはできません。

 

劣等感を感じた時に

 

  • なぜ自分はダメなんだろう
  • なぜ私は太っているのだろう
  • なぜ僕はモテないのか
  • なぜ俺は稼げないのか

 

ダメな理由に意識がフォーカスされていき

結果的に「諦めモード」になっていきます。

 

 

つまり、悪い自己洗脳状態。

 

 

 

諦めたり、心に余裕がない状態だと

モノゴトを斜めに捉えたり、嫉妬したり

攻撃的になったり、嫌味を言う(思う)ようになります。

 

 

そんな人と長く付き合っていきたいかと聞かれれば

たぶんみんなNOと答えると思います。

 

 

反対に、劣等感を感じた時に

HOW(どうやって)で向き合ってみるとどうでしょうか?

 

  • どうすれば結果をだせるようになるのか
  • どうすれば痩せることができるのか
  • どうすればモテるようになれるのか
  • どうすれば稼げるようになれるのか

 

HOW(どうすれば)を活用すると

自然と選択肢が生まれてきます。

 

 

選択肢があるということは心を安定させます。

 

 

自分には選択肢がある = 可能性にフォーカス

 

 

 

前を向いている人間は

下も上も右も左も後ろも向いていない。

 

 

 

前をみることで

まっすぐ目標に向かって前進するだけです。

 

そのとき

 

  • 左右をみて他人に攻撃的になったり
  • 自分を上から大きく見せようとしたり
  • 下から不幸をアピールしたり
  • 後ろを振り返り、げんなりしたり

 

そんなことしている暇はないし

そもそも、そんな思考すら消え去って忘れてしまいます。

 

 

 

つまり、ここで言いたいのは

 

 

劣等感を感じても、HOW(どうやって)で前を向くことを習慣化させること

 

 

このように劣等感との向き合い方を変えることで

 

 

行動を促進する向上心を担保したまま

悪循環の元凶を自然と消し去ることができるようになります。

 

 

不完全であることを認める

 

 

白黒思考・完璧主義だと欠けているものにフォーカスすることが多々あります。

 

 

欠けているものにフォーカスしていると

 

〜がない。〜たりない。

 

といった、マイナス思考やネガティブ思考に駆られることが多くなります。

 

 

ですが、不完全であることを認めることで、

ネガティブ思考に駆られる機会が少なくなります。

 

 

この時に大切な概念が

 

 

「手放す」といった概念です。

 

 

白黒思考・完璧主義には「執着」がつきものです。

 

 

執着心は「手放し」によって解消されます。

 

 

不完全を認める =  手放す

 

 

 

あなたは何を捨てたり、手放した時

スッキリしたり、ホッとしたり

意外に前向きになれたりしたことはありませんでしたか?

 

 

ここでいう「不完全を認める」も同じような感覚です。

 

 

不完全を認めることで

 

  • 前向きになれたり
  • オモリが取れたり
  • 足かせが外れる

 

そのような解放的な感覚を味わえることでしょう。

 

 

そして前を向き、サナギから孵った蝶のように

可能性にフォーカスするようになっていくのです。

 

 

 

現象と自我を分離してみる

 

 

よく叱り方を間違えている親が言いがちな言葉として

 

 

「お前はダメな奴だ」

 

 

といった「痛恨の一撃」的な言葉があります。

 

 

  • 何かをミスした時
  • ご飯をこぼしてしまった時
  • テストで良い点を取れなかった時

 

 

など、何かのモノゴトで親の意志や願望とそぐわない時に

よく発言されがちです。

 

 

けれども、少し考えてみればわかるのですが

 

 

ご飯をこぼしたから、人間的にダメな奴なのか?

 

 

 

そもそも、人間的の良し悪しを決めている判断基準はどこなのか?

 

 

他人の「自我」は誰にも判断できないはずです。

 

 

もし、「自我」を誰にも判断できない

ってことの理由と確証が欲しいのであれば

 

 

実験として、誰かの「自我」の良し悪しの判断基準を掘り下げて考えてみください。

 

 

おそらく、ぐるぐると同じ答えにたどり着くか

未知の思考世界にたどり着きフラクタルの奈落のループにハマるでしょう。

 

 

要するに、誰にもその人の「自我」そのもの

良し悪しを判断することはできないということです。

 

 

本人ですら、自我の判断をすることができません。

 

 

つまり、自我の判断を思い込みにより

決めつけていることによって劣等感が生み出していることになります。

 

なぜ、決めつけてしまうのか?

 

 

それは幼少期に親からの言葉や

他人からの心無い一言により

現象を自我だと刷り込まれた(植え付けてしまった)ところにあります。

 

 

ですが、大人になったいま

自分とその行動の結果は

別物だと理解することができます。

 

 

認識することができる

だけど、「灯台下暗し」のように

当たり前のことすぎて盲点になっていただけです。

 

 

いまでは自我と現象の区別を認識しようと思えばできるはず

 

 

ただ、頭で認識するのではなく、心で感じる感覚が大切になります。

 

心で自我と現象を分離していることを実感する際には

「無我」とか「無常」という領域で観察していきます。

 

 

ここでは詳しく説明はしませんが

 

 

マインドフルネス瞑想などを上手に活用することで

無我の状態に一時的にたどり着き

現象と自我を客観的に観察することができます。

 

 

そして判断せず、明確に分離していることを悟る

 

 

もし、あなたがこの瞬間をまだ体験したことがないのでしたら

 

 

楽しみが一つ増えましたね。

 

 

おそらくですが、「究極」とか「グレー」いった概念を

肌で感じることができるようになるでしょう。

 

 

 

そこまでいかなくとも、

何かに上手くいかない、劣等感を感じる時に

客観的に自我と現象を分離することができれば

 

 

自ずと現象に対してHOW(どうやって)を作り出すことができて

可能性にフォーカスできるようになるでしょう。

 

 

貢献的思考を持つと、他人と比べることは少なくなる

 

 

劣等感は他人と比べることで

生まれることが条件となっています。

 

 

 

そもそも、誰もいない無人島や

生まれてから誰一人いない世界で暮らしてたら

劣等感というものは存在ません。

 

 

で、そんな人は皆無。もちろんあなたも

インターネットを使ってこの記事を読んでいるということは

少なからず社会との関わりを持っているということになります。

 

 

そして、社会との関わりを維持する上で

他人と自分を比べてしまうこともごく自然なことです。

 

 

 

ただ、比べてしまうことで

下手な劣等感を持ち合わせてしまいたくもない。

 

 

これが本音だと思います。

 

 

そんなときは「貢献心」を思い出してみてはいかがでしょうか?

 

 

本心から貢献心をもって人と関わると

自然と感謝されることが増えていきます。

 

 

 

感謝されると、無意識に自己重要感が高まります。

 

 

 

自己重要感が高まると、

自然と人にやさしく、大切にすることができていきます。

 

 

人は大切にされていることが伝われば

その人を好きになります。

 

 

 

大切にされている = 理解されている

 

 

 

相手を理解し、自分も理解されれば

競争なんて概念も生まれないでしょう。

 

 

 

共に力を合わせて楽しもうね。って感覚になると思います。

 

 

 

もし、あなたに恋人がいて上手くいっていないなら

相手を理解することに勤めてみてください。

 

 

コツは相手の行動や身なりとかではなく、相手の「自我」を無条件に認めることです。

 

 

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少し難しいと思いますが、思考を可能性にフォーカスするだけで

徐々にあなた自身変わっていくでしょう。

 

 

 

そして、人間には「慣れ」という概念があります。

 

 

 

可能性にフォーカスすることに、最初は意識的でも

だんだんと無意識に刷り込まれていきます。

 

 

 

劣等感を克服して好かれる・愛される人になる4つのメソッド【まとめ】

 

本日は

  1. 劣等感が生まれるポイントを把握する
  2. 劣等感を克服できる
  3. 劣等感の「良い所」を残して、「悪い所」を手放す

といったことをお伝えしてきました。

 

 

個人的には劣等感の取り扱い方を知らずに生活していた時は

生きるのが辛く感じていました。

 

ですが、劣等感との向き合い方を変えてみることで

少しづつですが、楽になっていくことを実感できました。

 

 

人生そのものが

全てが全て、いつもいつでも

楽になることはないでしょうけれど

 

 

心が休息する時間が増えることで

心の安定や健全さを取り戻すことができます。

 

 

あなたがもし劣等感により望まなし結果を生み出しているのでしたら

ぜひ、あなたも上手な劣等感との向き合い方へと変えてみてください。

 

 

 

1年後、半年後、3ヶ月後、もしくは1ヶ月後

結果は変わってくると思います。

 

 

この記事が少しであなたのお役に立てることができたなら幸いです。

 

最後までご購読ありがとうございました。